給料が減って生命保険料が払えない?!そんなときは…。

新型コロナウイルス感染予防の影響で、家計が急激に苦しくなっている方で、生命保険を解約したり延滞したりすることを考えている方がいたら、ちょっと待ってください。解約の前に色々とできることはあります。

↓こちらは、今年の1月に書いた記事ですが、内容はそのまま使えます。助成金や補助金以前にも、困ったときに助けてくれる制度は色々あるのです。

(以下、過去記事ですがご参考までに。↓)

今回は、家計のご相談のお客さまからの実際のご相談内容事例から、『生命保険の保険料の負担が大きい』ことへの対策についてご紹介します。

働き方が変わったり、体調を崩したりして収入が保険の加入時より減ってしまい、保険料の支払いの負担がとても大きくつらい‥ということはあります。

やめておけばよかった…。今から解約できないかしら‥。と思っても、解約返戻金の金額をみると、単純に途中で「やーめた!」とはいきません。

Kさん(仮)が保険を見直したいと思ったきっかけとは

Kさんは、国家資格をお持ちのキャリアウーマン。

資格と経験を活かし、バリバリ働いていました。給与もキャリアも順調な時期に、A社の「低解約返戻金型終身保険」に加入しました。

[ 低解約返戻金型終身保険とは]
終身保険というのは、名前のとおり保険契約期間が終身のもので、被保険者が死亡した場合に受取人が保険金を受け取れることができます。
低解約返戻金型終身保険は、そのうち解約したときの返戻金を一定期間低くしているタイプのものです。その分、保険料が安くなります。
一般的には、返戻金を低くしている期間は保険料を払っている期間と同じで、返戻金は低解約返戻金型ではない終身保険の70%となっていることが多いです。

1ヶ月の保険料負担は10万円ほど。

高収入のKさんにとっては、加入するときには問題ない金額でしたが、体調を崩し、長期入院してしまいます。

退院後、職場復帰しますが、仕事を思うようにこなすことができず、人事異動で配置換えとなり、手取り給与の金額が半分ほどになってしまいました。

そうなると、「毎月10万円」の保険料の負担はとても大きなものになってきます。

生活費を捻出することも苦しくなってくるかもしれません。

こんなとき、苦しい状況を乗り越えるには、どんな方法があるでしょうか。

生命保険料の支払いが苦しくなった時の対処方法4つ

保険料が一次的に支払えなくなった場合でも、保険の契約は続けることができます。

Kさん

解約返戻金が低いから保険は解約したくないけど、今の生活の資金繰りが大変。どうしたら…。

方法1:契約者貸付

解約返戻金の7割~9割の範囲内で、お金を保険会社から借りる方法です。利息がかかりますが、返済はいつでもできますし、もし返済しないまま満期を迎えたり被保険者が亡くなったりすると、満期保険金・死亡保険金から借入金と利息が差し引かれます。

(注意:解約返戻金がある生命保険限定。利用できない商品もあります。)

方法2:自動振替貸付

払込ができないとき、猶予期間(通常1ヶ月)を経て、生命保険会社が解約返戻金の範囲内で立替を行い、契約を継続する方法です。利息がかかります。一定期間内であれば「復活」により契約を取り戻せる可能性があります(条件あり)。

(注意:解約返戻金がある生命保険限定。利用できない商品もあります。)

方法3:「払済保険」に変更

保険料の払込を中止して、そのときの解約返戻金で保険期間が同じ生命保険に加入する方法。保障は減りますが、続けることができる点がメリットです。特約は消滅します。

方法4:「減額」して保障額を減らす方法

主契約(や特約)の保障額を減らし、保険料を安くする方法です。保険料を安くして契約を継続することができますが、一部解約として扱われます。

上記のうち、3と4は、一部解約の扱いになりますので、その分の解約返戻金が低いことに注意が必要です。

Kさんはどうしたらいいのか

Kさんは、体調を整え、キャリアを見直して今後またコツコツとキャリア形成していく計画を立てています。ですので、Kさんの場合は「当面の生活資金」をうまくやりくりして数年間乗り越えることができれば、その後はまた安定して通常通りの保険料を積立てていくことができる見通しがたっています。

長期的な見通しを立てるにはライフプランの作成が必須ですが、当面の生活資金のやりくりを整理することが目の前の大きな課題のKさんは、まず「家計の見直し」を行い、支出のコントロールをうまくいかせることを最優先しました。

と、同時に、保険については、「どうしても資金が足りなくなってしまった場合限定」で契約者貸付(上記の方法1)を利用することにしました。

一番大切なのは、保険に入るときに目的や保障内容、保険料の負担などをきちんと確認しておくこと

Kさんのように、一時的なキャリアのつまづきで資金的に保険料の支払いが苦しくなる場合は上記のような選択が可能になります。

多くの女性にとって、「キャリアの見直しを迫られること」は他人事ではないはずです。

病気もですが、妊活や出産、育児、介護…とタイミングは色々です。

生命保険に加入するときは、「何のために入るのか」をきちんと決めた上で、長期の支払いが可能なのかどうかも慎重に検討することが必要ですね。

同様のお悩みをお持ちの方への参考となれば嬉しく思います。

※ケースによっては例外などもありますので、実際に保険を見直す際は、契約している保険会社への確認や、専門家への相談をするようにしてください。

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給料が減って生命保険料が払えない?!そんなときは…。” に対して1件のコメントがあります。

  1. ひらぎ より:

    生命保険のことは、説明を受けたときは理解できても、あとからなかなか内容を思い出せなかったりします。生活が苦しくなったら、固定費を減らすことを考えがちですが、FPさんに相談するのも良いですね

    1. 岡田のりか より:

      ひらぎ様
      ひらぎ様のおっしゃるとおり、(無駄な)固定費を減らすことは家計見直しの王道です。が、生命保険を見直す場合は保障の内容や、解約したときの返戻金の有無・金額など、様々な内容を慎重に検討する必要がありますね。必要でしたらFPにご相談されるとよいと思います。コメントありがとうございました。

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