就活か妊活か悩んだときの答えの出し方

今回は、これからパート勤務で働こうとしているRさんのお悩みから、家計との両立について考えてみたいと思います。
Rと申します。36歳です。
これまで、正社員として働いてきましたが、残業が多く、夫の仕事が超多忙な事、職場のお局様の風当たりが強かった事、私自身がこの職場で働きながら家事をやる事が無理だと考えて、結婚を期に退職を致しました。
経済的に余裕があるわけではないので、パートで働いて家計の足しにしたいと思っています。パートで働きながら、残りの時間は忙しい夫を支えていけたらと思っていましたが、私ももう36歳。子どもは早く欲しいです。
また人間関係などでストレスを抱えやすい自分にとって、勤めだしたらますます出産から遠ざかるのではと思うようにもなってきました。でも子どもも早く欲しい。
就活はお休みして妊活に取り組むべきか、働きながら妊活をすべきか、ぐるぐると悩んでます。しかも働くとしても会社に迷惑がかかってしまいそうだし。どう思われますか?
妊活にはタイムリミットがありますから、できるだけ早くスタートして結果をだしたいのは、すべての妊活女性共通の願いです。そこにお金の悩みが入ってきたら、どう考えたらいいでしょうか。
Contents
Rさんがまずやるべきことは?
「就活はお休みして妊活に取り組むべきか、働きながら妊活をすべきか、ぐるぐると悩んでいる」Rさん。
どちらを選ぶにしても、妊活をすることは決まっていますから、あとはお金のやりくりをどうすればいいか、を整理してみましょう。
家計を見直せませんか?
家計見直しの『順番』の基本は
支出の見直し→収入の見直し→資産運用など
なので、
Rさんのパートでの「収入」をどうするか考える前に、「支出でできることはないか」という点を確認してみてください。
このときに大事なポイントは、食費やおこづかいなど、ガマンにつながるものを減らすのではなく、住宅ローンや生命保険、水道光熱費、携帯電話などの通信費などの「見直してもガマンにはつながらない」ものを減らせないかまずチェックすることです。
それでも足りない分をどうやって働く?!
支出を見直したら、次に、パートナーの収入でやりくりが可能かどうかをチェックしましょう。
将来のための貯金なども考えているでしょうから、
収入―将来への備え=(使える)支出
をまず計算してみてください。
そして、この支出額の範囲内で無理なく生活ができるかどうか、考えてみてください。
どうしても無理でしたら、その分の年収を目指して働けばいいのです。年収の目標が具体的に決まれば、そこを目指して働かざるを得ません。だって働かないと生活できませんから。
ただ不安だから働く、というのと、ここまで働けば安心だから働く、というのは、同じパートで働くでもモチベーションがまったく違います。
人間関係で悩むのがコワイ、というのは、働いてみてから考えましょう。
人と関わりたくない、ということでしたら在宅で働く方法を探す、という手もありますよ。
こどもが生まれた場合と生まれなかった場合のシミュレーションをしてみましょう
さらに言えば、妊活して子どもが生まれれば、当然ですがもっとお金はかかりますし、働くことも難しくなってきます。
妊活して子どもがほしい!という段階で、「子どもができた場合」「できなかった場合」でそれぞれライフプランを作っておくことをおススメします。
他の人よりまず自分のこと
それから、最後にもうひとつ大事なことを。
Rさんのお話の中の 『働くとしても会社に迷惑がかかってしまいそうだし』というところですが、Rさんに限らず、会社員を経験したことがある人なら感じてしまうことですよね。
特に妊活・育児・介護など、プライベートな理由を職場に持ち込むなんて…と思ってしまうとっても真面目な女性のみなさん。
よく言われていることですが、まずは自分のことを考えてくださいね。それからすぐ近くの人(家族など)、そして友人など‥と、順番があります。(シャンパンタワーの法則と言われています。)
自分で思うほど、周りの人は気にしていなかったりします。そもそも、 妊活も仕事も、自分のためにしているのですから。
Rさんが幸せであるほうが、パートナーも喜んでくれると思いますよ!
妊活と仕事問題、まさしく私も経験しました。誘われて転職を決意したものの、今タイミングをとって妊娠してしまったらどうしよう。。。でも高齢だから早くほしい。。そんな間で仲良しにも集中できず、できなくて良かったと、安心している自分。子なしをそろそろ決断しなければならいところです
ひらぎさん、こんにちは。いつも本ブログをご訪問くださり、ありがとうございます^_^
妊活も転職も、ご縁やタイミング、ということもありますよね。悩みすぎず、ひらぎさんにとって一番大切なこと(もの)を大事にしてよいと思います。