お金がたまってから妊活? お金がなくてもとりあえず妊活スタート?!

妊活をはじめようと考えたときに貯金がないから難しいね‥と悩むご夫婦がいます。
「貯金がないから」という理由で今すぐ行動するのをためらっているのなら…
ちょっとこの記事を読んでみてください。
お金が貯まってからが正解なのか、とりあえずスタートしたほうがいいのか。
AさんとBさんの事例をご紹介しますね。
同じことで悩んでいる方のヒントになれば嬉しく思います。
Contents
2組のご夫婦の事例をご紹介します
ここではわかりやすく
貯金がないけど妊活をはじめたご夫婦
と
今貯金がないから貯金が100万円貯まったら妊活を始めようと決めた夫婦
の例をご紹介しますね。
貯金がないけど妊活をはじめたAさん夫婦
Aさん夫婦は共に30歳。
現在、貯金は20万円ですが結婚してから5年がたち、本格的な妊活をスタートしました。
検査の結果、不妊治療をスタートすることを決意。
食事や生活習慣などの改善もしながらクリニックに通うことにしました。
予算は3年で150万円です。
貯金残高 | |
スタート時 | 20万円 |
1年経過時(不妊治療1年目) | 38万円 |
2年経過時(不妊治療2年目) | 52万円 |
3年経過時(不妊治療3年目) | 50万円 |
8年経過時 | 272万円 |
10年経過時 | 332万円 |
200万円貯まったら妊活を始めようと決めたBさん夫婦
一方、同じ30歳Bさん夫婦は現在、貯金は20万円ですが貯金が少なくて不安なので200万円貯めてから妊活をはじめることにしました。
33歳から本格的に不妊治療をスタート。
予算は3年で150万円です。
貯金残高 | |
スタート時 | 20万円 |
1年経過時 | 88万円 |
2年経過時 | 152万円 |
3年経過時 | 200万円 |
4年経過時(不妊治療1年目) | 207万円 |
5年経過時(不妊治療2年目) | 198万円 |
6年経過時(不妊治療3年目) | 197万円 |
10年経過時 | 332万円 |
実はAさんもBさんも10年後の貯金残高は同じ
たくさん数字をならべてみましたがよく見てください。
AさんもBさんも、10年後の貯金残高は同じです。
ちょっと考えると当たり前なんです。
収入も支出も他の条件がぜんぶ同じでAさんとBさんとの違いは不妊治療費150万円をいつ使うかという違いだけですから。
ただ、不妊治療の場合、成功の可能性は若いうちのほうが高いという点が重要ですよね。
結果がでるのが早い→お金も少なくてすむ
ですから、お金のことだけ考えるなら、早ければ早いに越したことはないというのが結論です。
いえ、お金のことだけじゃなくて時間のやりくりや、精神的な負担や、体力のこと、もろもろ考えても早い方がいい、ということになりますよね。
答えはないけど、答えを出す方法はある
AさんとBさんの貯金の例はすごーく単純な数字の話です。
こうやって数字でみれば「なーんだ」って、安心して次に進めますよね。
では実際に自分の場合にどうなのかを考えたら、こう単純にはいかないでしょう。
実は来年、夫が転勤になるのよね‥
3年以内に家を買いたいなぁ‥
35歳前に転職したい‥
両親が高齢で病気がち。介護の心配も‥
など、人生はもっともっと複雑なはず。
もし、妊活をはじめるタイミングとお金で迷っているのなら、一度ライフプランを作ってみてくださいね。
こちらは、日本FP協会で公表しているごくごく簡単なライフプランのシミュレーションのサイトです。
無料なので、試しにシミュレーションしてみると面白い(?)ですよ。
私の無料メルマガでも、ライフプランについてご紹介しています。よかったら読んでみてくださいね。