妊活とお家探し。 40代の住宅選びは慎重に!!
こんにちは。高齢未来ママを応援するマネーアドバイザー岡田のりかです。
住まいの見直しって色々なタイミングですると思いますが
妊活中に『引越し』を考える方は実は結構いらっしゃいます。
そのときに、行き当たりばったりで決めるのと計画して決めるのとでは、大きなおおきな違いがでてきます。
間違っても「まず、物件を見に行く」はしないでくださいね。
まず物件を見に行く人、多いですよね…。
(かくいう私も昔はそうでしたが…。苦笑)
どうしてまず物件をみにいっちゃダメなのか、じゃぁ、まずは何を計画すればいいのか。
高齢ママ目線とFP目線とを合わせて書いてみますのでよかったら参考にしてみてくださいね。
Contents
そもそも妊活中の引越しはOKなの?
まだ妊娠もしていないのに、家を買ったり、引っ越したりすることを考えるのってちょっと気が早いんじゃないの?
‥と考える方、いらっしゃいます。
でも、よく考えてみてください。
(いつか家を買う、と決めている場合)
妊活中は早すぎるとしたら、いつがベストなタイミングでしょうか?
妊娠してから?
出産してから?
妊娠中って、予期できない体調の変化があったり精神的にも浮き沈みがあったりしますから、基本的には、ゆったりと過ごすのが理想的です。
そもそも高齢妊婦って安定期が無いと言われています。
じゃ出産してから?
いえいえ。
物件探し、引越しの準備、ただでさえ大変なのに赤ちゃんの面倒見ながらってめちゃめちゃ大変ですよね。
いざ実行に移すのは出産後でいい、と考えるにしても、計画は妊活中にしておくのがベストです。
では計画って何?
住宅展示場に行くこと。
不動産屋に行くこと。
物件を見に行くこと。
‥じゃありません!!
住宅購入や引越しの計画を立てるときに、大切なこと
住宅展示場や不動産屋さんに行ったり物件をみたりする前に、最低限、計画しておいたほうが良い点を
あげてみますね。
現実的な予算を立てる
すんごく当たり前のことなのですが、予算をすっごくざっくり立ててなんとなく選んでしまう人、結構います。
現在の年収額と、貯金の金額から逆算して購入予算を決めてしまうんですよね。
賃貸だったら、月収の3割とか4割とか…。
資産が「ン億」もあるような特別な人でしたらもしかしたらあまり考えなくてもいいのかもしれませんが
何千万もするお買い物をそんなざっくりした予算で決めてしまっていいのかって…。
…ダメですよね。汗
賃貸でも、何十年も支払うことを考えたら、トータルで何千万にもなります。
きれいに家具が配置されているモデルルームをみてちょっと背伸びをしてでも買いたくなってしまう
気持ちもよく分かりますし…。
(私も経験済み‥。苦笑)
物件を決める♡→予算をやりくりする
の順番ですと、どうしても、現実から目をそらしてしまいがちなのです。
こういう決め方をしてしまうと、いざ、契約の段階で「本当にこれでいいの?」と、不安になってしまうことになります。
賃貸vs購入? / マンションvs一戸建て?
賃貸にも、購入にもそれぞれのメリット・デメリットがあります。
購入する場合、後で後悔はしたくないですから「なぜ購入なのか」をまずはよーーく検討しましょう。
買うにしても、マンションにするのか、一戸建てにするのか絶対的なこだわりが無い場合、なにをポイントに決めたらいいのでしょうか。
ご参考までに、マンションと一戸建てのメリット・デメリット(例)をまとめてみますね。
マンションのメリット・デメリット | 一戸建てのメリット・デメリット |
同じ広さ・条件だと、一戸建てより割安 固定資産税が割安 駅近の物件が多い 共用設備が充実している(ゴミや宅配便) 上層階は眺望が良い 売る・貸すが一戸建てよりしやすい 音のトラブルが多い 光熱費が一戸建てより安い など |
土地が資産として残る (売却時は建物の価値は大きく下がる) リフォームが自由 土の上で生活できる 音の心配が少ない 駐車場が確保できる 短時間で家へ入れる(マンションはエントランスから部屋まで時間がかかる) など |
資金計画のポイントはたくさんある!!
最低限、物件をみに行く前に考えてほしい点をまとめてみました。
1 資金の準備
まず、購入の資金は、↓こんな感じのことを考えてみてくださいね。
・頭金にできる貯金はいくら?(→全部つかっちゃだめですよ‥)
・住宅ローンをいくら組める?
・贈与や支援の見込みはある?
・ランニングコストは用意できる?
これ以外にも、可能でしたら将来のプラン(売却?賃貸する?相続してもらう?)なども考えることができるとよいですね。
2 住宅資金以外の資金計画は?
住宅予算以外の予算、たとえば教育資金ですとか、老後の資金も一緒に計画が立てられると理想的です。
住宅と同じくらい、いえ、場合によっては住宅よりも大切なこと・優先すべきことがあるかもしれません。
夢のマイホームは買ったけど、そのせいで10年後・20年後に安心して過ごせているかどうかは最初の資金計画にかかっていると言っても過言ではありません。
それならば無理しないで賃貸でいくとか、予算を見直すとかというところも、最初の段階で検討してみるべきですよね。
3 住宅ローンはどうする?!
住宅ローンについても事前の情報収集は必須です。
いざ物件が決まってからどこの銀行がいいか探して…となってしまうと大変です。
期間が短くてバタバタしてしまうのでどうしても冷静な判断ができなくなってしまいがちです。
そもそも、借りることができるお金と返すことができるお金はイコールではありません。
限度額いっぱいまで借りてしまって返すのが苦しくなってしまう ということもよくあります。
それに万一審査が通らなかったりしたらこれも大変です。
せっかく買いたい物件がみつかっても契約できなくなってしまう、なんてことも。
スケジュールに余裕をみて、仮審査だけでも通しておくとよいかもしれません。
また、住宅ローンなんてどこでも同じでしょ??‥と思っている方も時々いらっしゃいますが大間違いです。
ローンの条件や金融機関によって、金利や返済金額などが全然違ってきます。
返済金額に、数百万の差がでることだってありえます。
事前に十分検討しておけば気持ちの余裕も、資金の余裕もずいぶん違ってくるでしょう。
もっと細かく言えば、共働きの場合どういう組み方をするのがいいか、繰上返済はどうするか、いつまでに返済を終わらせたらいいのかなども、考えておきたい点です。
4 そのほかにも‥
生命保険に入っている場合は、住宅購入を機に、死亡保障を見直す必要が出てくるかもしれません。
(団信に入るので、死亡保障を減らせる可能性があります)
火災保険も加入必須になりますからこれもあわてないように補償の範囲や保険料など、事前にチェックしておきたいですね。
不妊治療中の方は‥
もし、不妊治療をしている方が具体的な引越しや住宅購入を考えるのでしたら、通う病院をどうするか
というのも考えておきたい点でしょう。
計画に必要なのは、ライフプラン
長々と書いてきましたが、結局、ベストなのは、
ライフプランを作ってみること。
これにつきます。
住宅ローンを無理なく返せるのか子どもにかかるお金のピークを乗り越えられるのか
少しでも不安に思っているのでしたらライフプラン、作ってみてくださいね。
不安が安心に変わります。
ライフプランについて注意点をひとつ。
住宅展示場や、モデルルームで無料でライフプランを作ってくれるときがあります。
これは、参考にはしても、鵜呑みにしてはいけません。(買ってもらうことを前提にしたライフプランですからね。)
必ず、ご自身や専門家が作ったライフプランで客観的な判断をしてくださいね。
↓こちらでも、ライフプランの良さをご紹介しています☆お得な情報も♡
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