40代の女性のみなさん(特に専業主婦の方!)!つみたてNISAのすすめ。

こんにちは。岡田のりかです。
アイキャッチの「イノシシと富士山」の写真は
この記事とはまったく関係ないのですが(笑)
なんだか可愛くて?心が惹かれたので使ってしまいました。
さて、
つみたてNISAの制度が2018年1月にスタートして、
1年たちました。
私も実際やってみて思ったのですが
やっぱり
みんなつみたてNISA、したほうがいい・・!
というわけで、まとめてみました。
Contents
つみたてNISAがおすすめな人は?
あなたがつみたてNISAをするべきか
判断するためのチェック項目を用意してみました。
(後日、アップデートするかもしれません)
□強制的に貯めないと貯金ができない □毎月コツコツ銀行に貯めているお金がある □銀行に預けても利息がほとんどつかないことを不満に思っている □資産運用(投資)にはちょっと興味があるけど、面倒なことはしたくない □10年先(子どもの学費)・20年先(老後)のために少しでもお金が増えたらうれしい □運用して増えたお金から税金を払いたくない |
ひとつでもチェックがついた人は
つみたてNISA、検討してみる価値があります!
では、次につみたてNISAのポイントをおさえておきましょう!
つみたてNISAの3つのメリット
メリット1:増えたお金(利益、配当)に税金がかからないこと。
あまりピンとこないかもしれませんが、
銀行に預けているお金に利息がついた場合を考えてみてください。
その2割が税金として引かれていることを意識したことはありますか?
「ない」という方はこれを機会に考えてみましょう。
1万円の利息を受け取っても、
そのうち2千円は税金として支払わなければなりません。
10万円だと2万円。50万円だと10万円。
長ーい期間になると、
本当にバカになりません。
(銀行に預けても、
こんな利息はなかなかもらえませんけどね…)
投資をして増えたお金にも同様に税金がかかるのですが、
これを「払わなくていいよ」という制度が
「つみたてNISA」とか「NISA」です。
ちなみに、
NISAってそもそもなんでNISAなの?という方へ。
「N」は日本(NIPPON)の頭文字。
「ISA(アイサ)」はIndividual Savings Accountの略です。
. NISAは、英国のISA(個人貯蓄口座)を参考にした
「少額投資非課税制度」のため、「日本版ISA」なんですね。
メリット2:「おススメの投資スタイル」を実現するために適した制度だということ。
「おススメの投資スタイル」については、
このあと説明しますね。
メリット3:いつでも引き出せること。
意外と知られていない3つ目のメリットが
「いつでも引き出せる」ことです。
「そんなの当たり前でしょ?」
と思うかもしれませんが、
定期預金だって、
普通預金より少しだけ高い利息をつける代わりに
その利息を受け取るためには
1年とか3年とか引き出せなかったりします。
『つみたて』NISAなので、
積み立てることが前提の制度ではあるのですが、
まとまったお金が必要になった場合にいつでも引き出せる、
というのは安心感がありますよね。
おススメの投資スタイル
投資のスタイルは
「カンタンで分かりやすいこと」が大切ですね。
というか、分からないものには
ぜったい手をださないほうがいいです。
日々の値動きをチェックして一喜一憂したり、
頻繁に売買したりするのは時間的にも心理的にも負担がかかります。
そこで、3つのスタイルを合わせて「放っておく」方法をおススメします。
- できるだけ早くスタートして長期で持つ(複利効果)
- コツコツと積立型の投資をする
- 投資先を分散する
この3つのポイントを理解すると、
なぜ「つみたてNISA」がいいのか分かります。
ポイント① 早くスタートして長期で持つ
たとえば毎月1万円を20年間銀行にコツコツ貯めるとします。
0.1%の利息が毎年付くとして、20年後に手元にあるお金は
1万円×12か月×20年間+利息(税引後)=2,401,920円
です。
これをコツコツ投資に変えてみます。
毎月1万円を20年間、という前提は同じで、
3%で「複利運用」できたとすると
20年後に手元にあるのは3,283,020円です。
(☆「複利運用」するのが大きなポイント!)
その差881,100円。
準備するお金と労力は同じなのに、これだけ差がでてしまいます。
「長期」に「積立」ることがポイントなので、
早くスタートするに越したことはない、ということになりますね。
ポイント② 積立型の投資をする
毎月同じ「金額」を積み立てて、
商品の値段が下がったときは「口数」を増やして、
上がったときは減らして購入することで、
「高いときに買ってしまう」リスクを減らすことができます。
(『ドルコスト平均法』などと呼ばれています。)
この方法で投資をすると、
値動きをチェックして一喜一憂しなくても済むので
とても楽なんです。
投資は感情的になると失敗しやすい(逆に動く)と言われています。
冷静に淡々と、が成功するポイントだったりします。
ポイント③ 投資先を分散する
「すべての卵を1つのカゴに入れない」
などと言われたりしますが、
それぞれの卵を違う投資先に投資することで、リスクを分散します。
期待するリターン(お金が増えること)が
大きくなるほどリスクは大きくなるので、
それを平準化する効果があります。
でも個人がたくさんの投資先に投資するのは資金的に不可能です。
そこで利用するのが「投資信託」です。
投資信託は、
みんなから少しずつ集めたお金で株や債券に投資して、
その成果をみんなで分けるという金融商品です。
投資信託にも運用方針によって色々なタイプがあるのですが、
・(金融機関が受け取る)手数料が少ない
・日経平均やTOPIX、ダウ平均などの指数に連動するタイプ
(「インデックスファンド」といいます)
・分配金が再投資される(ポイント①の複利効果を狙うため)
ものが安定していておススメです。
つみたてNISAで投資できる商品のラインナップは、
上記①②③のポイントを満たしているものが多いので、
商品を選びやすいことも
つみたてNISAをおススメする理由の1つです。
つみたてNISAの注意点
つみたてNISAには限度額があり、
1か月あたり33,333円(年間40万円)まで
となっています。
また、NISAとの併用はできません。iDeCoとの併用は可能です。
じゃ、NISAは?iDeCoは?
NISAやiDeCoも
税金が優遇される制度であるという共通点はあるのですが、
それぞれ違う制度です。
それぞれの違いとどんな人におすすめかを簡単にまとめてみますね。
働いていて税金を支払っている方で、
60歳まで引き出せなくてもいい、という方は
まずiDeCoを検討するべきです。
さらにつみたて投資額を増やしたいときは
つみたてNISAやNISAを検討すればいいと思います。
でも専業主婦/夫(または扶養内で働いている)は、
税金を払っていない(つまり戻ってくる税金がない)ので、
途中で引き出すことができるつみたてNISAがおススメです。
(iDeCoは原則60歳まで引き出すことができません。)
「20年」という期間もポイントで、
今40歳だと、ちょうど非課税期間が終わるころに60歳ですよね。
老後のための積立て、と思って始めてみるのもいいと思いますよ。
つみたてNISAまとめ
いかがでしたか?
みなさまの参考になれば幸いです。
早速行動に移してみたい方で
実際いくらくらいなら投資に回せるかしら・・・?
と、お悩みの方。
できれば、ライフプランを作ってみるといいと思いますよー。