40代キャリア女性はiDeCo(イデコ)を活用すべし!!
こんにちは。岡田のりかです。
この記事でお伝えしたいのは
iDeCo(イデコ)
のことです。
仕事をしている方でしたら、
ほぼ必ず『税金』って支払ってますよね?
社会人として当然のこと。
・・・といえばそのとおりなのですが
節税するための情報、きちんと集めてますか?
そしてそれを行動に移していますか?
iDeCoの対象者、
つまり、活用すれば節税できる人の中で
ちゃんと行動に移している人はまだ
たったの5%。
早ければ早いほど、受けるメリットも大きいですから
この記事を読んだ方は、すぐ行動に移してくださいね。
手続きさえしたら、
基本的にほったらかし
でOKですので、多忙なキャリア女性には
本当におすすめです!!
Contents
そもそもiDeCoって何?
日本語でいうと
個人型確定拠出年金
といいます。
これだと言葉が難しいので、
イデコという愛称がつけられています。
確定拠出年金法という法律で決まっている
国の制度です。
原則毎月一定の金額を
「自分のため」に積み立てていきます。
毎月5千円から千円単位で始めることができます。
外食を一回ガマンすれば、利用できますね。笑
自分のためのつみたてなので、
将来、積み立てた金額を受け取ることができます。
比較的低リスクで、運用もできます。
大きなメリットはふたつ。
たくさん節税できること
と
ほぼ誰でも加入できて、自分年金がつくれること。
このふたつのメリットについて説明しますね。
1つ目のメリット:たくさん節税できる
たとえばですが、
生命保険に入ると、
年末調整などで控除できる!…のは知ってる方多いです。
でもそれ、上限がありますよね。
年間4万円です。
年間、生命保険に10万円以上払っている人、
多いと思いますけど
それでも4万円(住民税とあわせたら6万8千円)です。
iDeCoは、掛け金が「全額」控除できるので
年間、27万6千円支払ったら
27万6千円全額、所得から控除できます。
(27万6千円というのは、月に2万3千円掛け金をだしている計算です。)
税金でいうと、
毎年およそ8万円、戻ってくる(課税所得が400万円の場合)ことになります。
ちょっと乱暴な言い方をあえてしますが
27万6千円貯金して、8万円戻ってくる
って考えると、すごくないですか???
この他にも、
運用の間の利益や、
積み立てが終わって受け取るときも
税金がオトクになります。
こちらも計算してみるとかなーり大きいですよ。
2つ目のメリット:(ほぼ)だれでも加入できる
毎月5千円から、と先ほど書きましたが、
この金額には上限があります。
職業や立場で、
「じぶん年金」以外の年金の充実度に差があるので
上限の金額が異なります。
(たとえば、フリーランスの人は
「国民年金」しかありませんが
「厚生年金」がある会社員とは
将来もらえる年金の金額に、
大きな差がありますよね。)
iDeCoの掛け金の上限金額をまとめてみますね。
対象者 | iDeCoに加入できる? | 掛金の上限(1ヶ月) | iDeCo優先度 | |
自営業者・フリーランス | 〇 | 68,000円 | ◎ | |
会社員 | 企業年金なし | 〇 | 23,000円 | ◎ |
企業年金あり(DCなし) | △ | 12,000円 | △ | |
DCのみ | △ | 20,000円 | △ | |
公務員 | 〇 | 12,000円 | 〇 | |
専業主婦(夫) | 〇 | 23,000円 | △ |
企業年金がある会社にお勤めの方は、
イデコが使えるのは
会社がOKした場合だけですので
注意してくださいね。
(最近は企業型年金がある会社は減っているようですが…)
この表をみていただけると分かるんですが
◆企業年金がない会社で働いている人
◆自営業者・フリーランス(で税金を払っている人)
は、
もし、
「面倒だから」「よく分からないから」
という理由だけで先送りしているんでしたら
本当にもったいない!!!!です。
iDeCoを今すぐ始めるべき人
ここで、iDeCoのデメリットについても書きます。
原則
60歳になるまで、引き出すことができない
ということです。
途中で、
家や車を買いたいとか
子どもの学費を払いたいとか
病気で働けなくなったとか
理由があっても、
60歳になるまで引き出すことができません。
(障害や死亡の場合は別です)
ですので、基本的には
余裕資金ではじめることが大切です。
iDeCoを今すぐ始めるべき人をまとめますと
□自分の老後のために資産を準備したい人
□働いて税金を払っている人 □たくさん節税したい人 □毎月5千円以上の掛金が出せる人 □現在、50歳未満の人※ |
ということになります!
※50歳過ぎていても加入できますが、
加入期間が60歳のときに10年未満の場合は
その分、受取り開始できる年齢が延びます。
さらに付け加えますと
□手間がかからない資産運用に興味ある人 |
も、低リスクで投資信託が購入できますのでおすすめです。
(投資が嫌な人は、定期預金を選ぶこともできますよ)
iDeCoに入れない人
下記の場合は、iDeCoは使えません。
□国民年金の保険料を払っていない
□国民年金基金に上限額いっぱいに掛け金を払っている □勤め先に企業型確定拠出年金があって、会社が認めていない |
iDeCoの始め方
ざっくりとiDeCoに加入する流れを書いてみますね。
1.掛け金を決める
「60歳以降まで下せない」ことを前提に、
毎月、いくらなら無理なく支払うことができるか検討しましょう。
金額を途中で変更することもできますが、
年に1度だけで、手続きに数か月かかります。
途中で停止したり再開することもできます。
2.金融機関を選ぶ
銀行や証券会社がiDeCoの窓口になりますが
1社しか契約できません。
(途中で変更もできますが、手続きが煩雑です。)
金融機関をえらぶときは、以下のポイントの中で
自分が重要と思うところを検討しましょう。
□選ぶことができる商品のラインナップ
・カテゴリー(預金や投資信託) ・本数(通常は、たくさんあると選ぶのが難しいので、厳選されています) □サービス ・コールセンターやWebサービスの営業時間や対応のよさ ・店頭で案内しているか □費用 ・加入時手数料 ・口座手数料 ・(投資信託の)信託報酬 |
・・・
といっても、そもそも比較するための材料がないですよね。
そこでおすすめなのがこのサイト。
下の方へ少しスクロールすると、
「取扱金融機関比較」
というコーナーがあります。
こんな感じ↓
情報がとってもよくまとまっていますので、
ぜひ見てみてくださいね。
数社に絞り込むことができたら、
資料請求しましょう。
24時間Webで受け付けているところもありますし、
コールセンターで対応しているところもあります。
3.商品配分を決める
「掛金をどういう商品に配分するか」
は、自分で決める必要があります。
なかなか難しいかもしれませんが、
まずは
□元本が保証される定期預金や保険商品にするか
□(少し)リスクがあるが、投資信託などで運用するか
を決めたうえで、
それぞれどんなラインナップがあるか、みてみましょう。
上記と同じ、こちらのサイトが便利です。
下の方へ少しスクロールすると、
「iDeCo(イデコ)運用商品比較」
というコーナーがあります。
こんな感じ↓
色々な切り口で比較することができます。
投資信託は、
初めての人にとっては敷居が高いかもしれませんが、
『ほったらかしOKの資産運用』です。
それほど面倒でも、難しくもないので
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
4.申込書を記入する
申込み書は、申し込む人の職業や立場によって、
4種類あります。
金融機関から資料を取り寄せるときに伝えると、
該当のものを送ってくれます。
提出に必要な書類が申込書の種類によって違いますので
注意しましょう。
(特に、民間企業の場合は、会社に記入してもらう必要がある書類があります。)
申込み書類を提出したあとは、
開始できるようになるまで、数か月かかります。
気長に待ちましょう。笑
そうはいってもやっぱり難しそう・・?
まずは興味をもちましょう!
そして調べましょう!!
おススメのサイト:iDeCoナビ
おススメの本:iDeCoの教科書
行動を起こさないことには、なにも変わりませんよー。